CMSを使うと更新した情報がWebサーバに保存されますが、手動で編集した時と違い内容が手元のパソコンなどには残りません。「すぐ使えるCMS」の運用を開始した後は、適宜バックアップを行って下さい。
バックアップの方法
バックアップには、サーバ上に設置したディレクトリを配下のファイルごとダウンロードして保存して下さい。対象ディレクトリは以下の通りです。
バックアップ時の保存対象ディレクトリ
data/ ※
webdir/ ※
admin/
templates/
※印のディレクトリには登録した記事情報が溜まっていきますので、定期的に保存して下さい。それ以外のディレクトリは、変更した時に最新のファイルを保存して下さい。
バックアップの頻度
バックアップの頻度は、以下の2点を考慮し負担にならない程度に行って下さい。
- 更新頻度
- 更新何回分までなら復旧のための再登録が可能か
バックアップの頻度の決め方の例
頻度の決め方は、例えば以下のように考えます。ただし、あまり面倒だと続きませんので、頻度が低くても確実に継続できる方が良いです。
- 更新が月に2回~週に1回 → バックアップは月に1回
- 毎日1回更新 → バックアップは週に1回
定期バックアップダウンロードの方法
サーバで更新されるファイルのダウンロードは、どのような方法でも構いません。FTPソフトでダウンロードする他、サーバにバックアップオプションがあれば、ダウンロードせずにその機能で保存しておく運用でも構いません。
ブラウザ(管理画面)からダウンロードするには、下記ページから入手できるバックアップダウンロード用スクリプト(CGI)を利用して下さい。
「すぐ使えるCMS」バックアップのダウンロード用CGI
バックアップからの復旧方法
万一の事故があった場合、ダウンロードしておいたファイルをサーバにアップロードし直せば復旧できます。